3日目

6時前に起床。
そそくさと用意を済ませて、7時過ぎにホテルを出る。


シェラトン・プリンセス・カイウラニのピカケ・テラスでビュッフェ朝食。

パン系ウマス。和系マズス。


俺と嫁父さんの2人で、先にレンタカーを借りにダラー・レンタカーへ。
借りたのは7人乗りのダッジワゴン。
GPSも借りたが、セッティングの仕方が分からず速攻電源OFF。
駐車場を出て右折した際にいきなり逆走する。
バタバタしながらなんとか出発。

これはもう家族みんなで死ぬかもわからんね。


6年振りの左ハンドル・右車線になかなか慣れず、
高速に乗るまで汗かきまくり。
でも高速に乗ってからは何とか流れに乗ることが出来た。

H1を西へ向かい、パリHwy.へ流れる。
どこか右側からヌアヌ・パリ展望台に入る道があるのだが、
それがどこだか分からないまま、カイルアまで抜けてしまった。
戻るのも面倒なので、先にラニカイビーチに行くことに。


カイルア・ビーチパークを目指して走っていたら、なんと工事中。
困っていたら、工事現場のおっちゃんが親切に教えてくれた。
最初聞き取れなくて困った顔をしたら、ゆっくり発音してくれてありがたかった。
「Thank you for your kindness.」って中学で習う英文を言ったら、
「You're welcome.」って言ってもらった。タマラン。
俺、もっと英語話せるようになるよ、おっちゃん!!
って心の中でおっちゃんに誓った28歳のゴールデンウィーク

さて、おっちゃんに教えてもらった道を辿ると、
すぐにカイルア・ビーチパークが見えた。
このビーチを左に見て進むとラニカイエリアに突入。


「No Parking Everytime」の看板が無いところに適当に車を停める。

ラニカイの道沿いからビーチへ出る側道。
こういった側道は合わせて4本くらいしかないため、側道付近は車が一杯です。
うちらもそっから200mくらいの場所に停車してましたし。

ラニカイ・ビーチです。
凄いです。ココと比べたらワイキキビーチなんて糞です。
茅ヶ崎サザンビーチなんて目ヤニです。

砂が凄い極め細やかです。
何故か母が持ってた餅に付いてた、きな粉と比べてみました。

見てください。殆ど変わりありません。
でもなんで母は餅をもっていたのでしょうか。


このビーチでマッタリしてる人たちは人懐っこくてかなり優しいです。
最初、「このへんにしようか」って感じでシートを敷き始めたら、
犬の散歩中のオバサンに話しかけられて、
この辺はダメだ、的なことを言われました。
なんや意地悪いな、とか思ってたんだけど、そうじゃなくて、
「このあたりの砂の中には尖った石が多くて危険だから、もう少し向こうに行きなさい」
と教えてくれた。なんて親切。

それ以外にも、カメラを持ってウロウロしてると、
必ずといっていいくらい「撮ってやろうか?」的に話しかけられるし。

かなりローカルな雰囲気を満喫しました。


キレイな海辺を満喫した後、トイレ休憩を兼ねてカイルア・ショッピングセンターへ。

メイシーズでトイレを借りる際、嫁母さんが
「トイレってなんでレストルームって言うのかしら?」
ってずーっと首を傾げていた。
学者向けの頭の持ち主だなぁ、と思った。


喉も渇いたので、搾りたてジュースの店・ラニカイ・ジュースへ。

暑かったのでスムージーが激ウマ。
色々と健康食品系もあってなかなか面白いです。


ウチの母&嫁母のダブルハハーズが、
店の奥にある「なんか消化器系に良い草」があるのを発見。
さらにフラリと来た男性が、それをすりつぶしたものを飲んでいたのを目撃したため、
どうしても飲みたくなったらしく、店に再度突撃。

「なんて言えばいい!?」って焦るもんだから、
「適当に言えよ、What is that grass? とかでいいんじゃね?」と教える。
母は店員さんの前に行くまでずっと暗唱。

なのにいざ目の前に来たら言葉が出なくなって、
「Can I help you?」とか店員に言われて完全にテンパって、


「ア・・・アノー、クサー・・・」


めっちゃ日本語やんけ。単語4つくらい覚えろって。

でまぁ、俺がなんとかフォロー(つっても必死だが)して草を搾ったヤツをゲット。
味はハチミツ入りの青汁。臭いは芝生。

がんばった割にはそれほど得るものも無く、ラニカイを後にする。


さて、先ほど来た道を少し戻って、ヌアヌ・パリ展望台に到着。

絶景かな。っつーか風強っ!?
カウアイ島のワイメア渓谷とか思い出した。

ちょうど同じタイミングで展望台を見学しに来た、
たぶん島内の小学校と思わしき団体がかわいかった。
なんか「ヌアヌ・パリの歌」みたいなのを歌っててかわいかった。


カメハメハHwy.を北上。
程なく左に入ったところに、ハワイの平等院を発見。


なんだこの言いようの無い違和感。
青い空、白い雲、真っ赤な寺。しかも想像以上に立派だし。
しかしまぁ、なんだ、こう、和、は無いな。
全てがハデハデな感じ。コレはコレで面白いからいいけど。
こっちも別に、ココに日本を求めちゃいないからね。

でもさ。

池のカエルの噴水(と後ろの竹筒)、噴射し過ぎです><
なんで蛇口を全開にするんですか。

院の中の大仏様。
なんか、全然すす払いしてもらってない感じ。
年一回でもいいからしたれや。

あと、この院内、ずーっと鐘が鳴り続けています。
ガイジンさんが好き勝手に鐘を打ち続けています。
煩悩ありまくりです。


カメハメハHwy.を更に北上。
ウチの母と妹が昔、旨い土産を買ったらしいドライブインを発見。


コレは旨い。


カメハメハHwy.を更に北上。
途中、工事渋滞とかで30分ほどロスったが、
なんとかカフクにあるランチワゴン・ジョバンニに到着。


昼飯時で、ちょっと混み気味。

スキャンピー($11)、ガーリックが利いててうまうま。
でもちょいと喰いにくいので、ウェットティッシュは必須かな。


ハレイワに到着。
もう14時を回ってしまったが、ココでやっと昼食。
日本でも狂ったように食いまくっているマイフェイバリットハンバーガー、
クア・アイナの本店に突撃です。


アボカドバーガーが死ぬほど旨くて死にそうでした。
生の人参が添えられていたのは良く判りませんでした。
でもちゃんと完食しましたが。


大満足の腹を抱えつつ、カメハメハHwy.を南下。

虹だー。



ドール・プランテーションに立ち寄ってみました。
生のパイナップルが食えるかと思ったけど、ありませんでした。
生絞りジュースくらいで、あとはアイスとかの加工品でした。
でもその加工品のうまいったら。


時間を見たらかなりの押し。
18:30からオプショナルツアーを申し込んでいたため、
ソコソコ飛ばし気味にワイキキに戻る。
18時にホテルに到着。


タンタラスの丘・夜景ツアーのため、ホテルのエントランスに集合。
ここでid:suganeid:snitid:nabejun1と合流。
3人とも無事にハワイについていたみたいで何よりでした。

タンタラスの丘は、もっとちゃんとした展望台なのかと思ったら、
何だか箱根の富士見峠みたいな、ちょっとした車留め的なエリアだった。
19時前位でまだ空も薄明るく、その上、雨が降ったりした。

それでも満足できる写真はゲット。


夜景ツアーのドライバーにチップをはずんで、レストランの前まで乗り付けてもらった。

サンセイ・ジャパニーズサシミレストランです。

かなり旨かった。日本じゃなかなか食えない、不思議な寿司ばかりだった。
料理が届くと、みんなこぞってブツ撮りするのが面白かった。
id:suganeと俺と俺の母親と、何故か3者面談のようだった。
id:nabejun1俺の嫁の父親に人生相談してもらってた。深かった。
全員がやけに意気投合できた。いい店だと思った。


アホの3人と嫁と俺の5人で、
シェラトンワイキキの中にあるプールサイドバー・エスプリへ。
潮騒を聞きつつマッタリ。


嫁が明日の用意をしている間、アホ3人組の部屋へ。
明日の昼に一緒に飯を食う予定の確認とかする。
id:suganeが「明日、起きれる自信が無い」といって、
俺にルームキーカードを渡した。


そうか、"フリ"ってヤツだな。
了解した。
明日、面白おかしく起してもらえると思ったら大間違いだ。


地獄を見せてやる。