笑ってはいけない通夜 - yi-aloha-oe’s diary

10時ごろホテルを出る。昨日に比べると風も穏やか。
10時半ごろに、じいさん家に到着。

納棺夫の方によって、爺さんは納棺されました。
棺を閉める直前、婆さんが
「さよなら、爺さんさよなら」
って言いながら泣いているのを見て、大泣きしました。

12時ごろ自宅から出棺。
外で近所の人が見送ってくれました。

15時ごろからセレモホールにて通夜。
ただ、時間を過ぎても坊さんが一向に現れない。
何となく全体的にイライラっとした雰囲気が流れ始めた頃、
一般参列者側の席で動きが。

なんか婆様連中が葬儀担当者と話をしてる。
「おらテープ持って来たさげコレかけてけれ」
「2番と13番と･･･あと14番だっげが？　あああと6番も」
「ゴザ敷いて欲しいんだげども」
とかなんとか。

なにか始めるのかと思ったら、
どうやら自分ところ(土着)の念仏を唱えてあげたいらしい。
まぁ坊さんがまだ来ないし、
前座的な意味でならいいんじゃないって感じで念仏スタート。
ちなみにセレモホール側の設備の問題でテープがかけられず、
急遽同じ内容のCDを用意したため、すごい時間かかった(・_・;

しかしまぁコレが何ともカオス。
1番左の爺様は唱えるでもなく黙って座ってるだけ。
左から2番目の婆様は、
激しく抑揚を付けながら「な～んま～いだぁ～」って志村かよ。
真ん中のババァは鐘を叩く係なんだが、
CDから流れる念仏無視のタイミングで「カンッ」
右から2番目の婆様は左2婆と同じ念仏を唱えるのだが、
真ん中ババァに執拗に話しかけられ困惑。
1番右の婆様は左1爺と同じく黙って座ってるだけ。

なんつーか、絵柄で言えば間違いなくさくらももこ。
コレはマズイと思い下唇を噛んで笑いをこらえる。
隣をチラッて見たら、ウチの嫁は既に「(;ﾟ;ж;ﾟ; )」状態。
ソレ見て俺も「(´ﾟωﾟ):;*.:;ﾌﾞｯ」ってなりました(´・ω・`)ｼﾞｲｻﾝｺﾞﾒﾝﾖ

しかしコレがまた長い。坊さんも一向に来ない。
いつまで続くんだこの地獄は･･、なんて思い始めた頃、
通夜司会者が不意に「これより、御焼香をお願い致します」とか言い始める。

全員「Σ(ﾟДﾟ；ｴｰｯ!」

坊主来てないのに焼香あげちゃうの？
変なババァ共のｇｄｇｄな念仏だけだよ？
色々混乱しながら焼香の番が回ってきちゃって、俺までｇｄｇｄ。

正直、納得できるかこんな通夜。

通夜振る舞いを控えめにしてまで、
カフェレストラン　香林塔に行ってみました。

オムライス風グラタン(ﾟдﾟ)ｳﾏｰ