汗と涙と友情のドラゴンスクリュー

人生初のスノボを体験してまいりました。


何となく6時前に起床。

飯食って用意してダラダラ。
T野井から「荷物がデカイ。ウザイ」というメールを受けたのをキッカケに出発する。


荷物を押しつぶされない様に蒲田まで頑張る。
集合場所に行く前にコンビニへ。出るときY菅と遭遇。

場所に行くともう殆どの人が集まっていた。
バスに乗りこみ、一路長野へ。


バスの中は殆ど寝てたような気がする。
途中のパーキングで、K地が必ずタイ焼きを探す。
無い度「うぐぅ

長野に入ってからのパーキングで昼食。
大した事の無いカツ丼をかっ込む。
バスはどんどん進む。


1時過ぎ、ペンションに到着。
バスが遅れたらしく、休む間も無くゲレンデに行く。

ゲレンデの入り口に、無造作にレンタルのボードやスキー板が置いてある。
拾ってレストラン前へ。

つーか、あんまし雪が無い。
インコースアイスバーンになってる。
こけたら痛そうだなぁ…。


初日はスキー・スノボスクール。しかも強制。
まぁ、手取り足取り教えてもらいまひょ。

俺とT野井とY口は同じ班になった。嫌な予感。
あと女の子2人。インストラクターは女性だった。

さて、スクールはランディングの付け方から開始。
なんせY口以外みんな初めて。その後、横滑り、切り返しと練習。
最後にターンを練習。出来るはずも無い。

しかもこのインストラクター、転び方や止まり方を教えてくれない。
我々男子諸君に「カッコ良くすべろ」などと言う始末。
出来る訳無い。コイツ嫌い。

仕舞いにゃ何も出来ない状態のままリフトに乗らされる。
滑れぬ不安+高所恐怖症=極度の緊張。

案の定、リフト出口で吹っ飛ぶ。
何とかリフトを止める事は回避…。


さて、滑りですが、
なんつーかもう、転げ落ちて行く感じ?

どんどんスノボを嫌いになる。
転ぶたびに雪山からドラゴンスクリューを右膝に食らう。
橋本の気持ちが少しわかる。

何とか最後の直線まで来たところで、向うからスノーモービルが爆走してきた。
どうも集合時間を大幅にオーバーしていたらしい。
出来もしない直滑降を行使。

そしてドラゴンスクリュー……


こけていると、後ろからT野井が俺の横を抜けようとして前方に2m以上ダイビング。
前ではY口が吹っ飛んでいた。

ボロボロの俺達を横目に、女の子2人はスノーモービルで爆走。
何か悔しい…

後ろからバカインストラクター曰く
「早くもうっ、急いでよ!」


バスに戻ると大ブーイング。
絶対俺のせいじゃない。

………くそう、あのインストラクターめ…


ペンションに戻る。
夕飯は6時半。割と時間があるので、取り敢えず着替えて寛ぐ。


あ~、そうそう、忘れてた。

俺そういや

「元気になれる烏龍茶」

を持ってきたんだー。

ついでに

「疲れも吹っ飛ぶ赤ぶどうジュース」

も持ってきたよ。

みんなで飲もうぜぇ~~♪


部屋のロフトで「元気になれる烏龍茶」を飲んでるとT野井が帰って来る。


「な~、何か飲み物無いか~?」
「ん~? そこの窓の縁に疲れも吹っ飛ぶ赤ぶどうジュースあるから飲んでイイぞ~」


数秒後、「げばぁっ!!??」っつー音が部屋中にこだまする。


「どうしたぁ~?」

「ふざけんなお前っ、まんま焼酎じゃねぇか!!」


……人聞きの悪い、「ジュース」って言ってるだろう。
全く、持ち込み禁止なんだから、発言には注意しろよ。

何て思いながらはしごを下りて飲んでみる。


数秒後、「げばぁっ!!??」っつー音が部屋中にこだまする。


そうか、コレ割って飲むものだったんだ。


飯の時間には、すっかりほろ酔い。

それでも腹は減ってるので、飯にがっつく。

ムニエルっぽいのがメイン。と思ったら後から肉が来た。結構な量で…。

腹減ってたから良いけど。
それよりも何か、水が美味い。さすが山ん中。


飯食った直後に風呂に入る。
微妙にジェットバスだった。膝とかに当てたりする。

風呂から上がったら非常に眠くなる。
もうイイや、取り敢えず寝よう。くー。


………12時ごろ起きる。
隣の部屋行くと何かゲームやってるので参加。

O野が超ウルセェ。寝てる奴がいるんだから気ぃ使えよ、タコ。


なんだかんだで2時くらいまでやる。
部屋に戻ると、何故かid:suganeにベッドを占領されている。
仕方が無いのでid:suganeのベッドで寝る。

K下が部屋に来る。T野井にベッドを奪われたそうだ。
なんとなく駄弁る。

さっきまでうるさかったO野が「ウルセェ」とか言い出す。
お前はそんな事言う権利無い。寝ろ。